表装(ひょうそう)は、表具(ひょうぐ)と同等の意味で使われることも多いですが、私どもは特に 「掛軸(かけじく)・屏風(びょうぶ)・衝立(ついたて)・額(がく)などの仕立てや修復作業のこと」 を表装(ひょうそう)と呼んでおります。
新規仕立てをはじめ、虫食いやシミ・色褪せ等でボロボロになってしまった作品の修復も行なっております。横山大観、下村観山など著名な日本画家を輩出してきたこの茨城の地において、それら名作の修復をし、後世に残すことも、私ども表具師の大切な役割の一つだと考えております。