茨城県表具内装組合連合会 襖(ふすま)・障子(しょうじ)・屏風(びょうぶ)・掛軸(かけじく)・額(がく)・衝立(ついたて)・内装(ないそう)茨城県表具内装組合連合会
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襖(ふすま)の張替えについて
 
襖(ふすま)の張替えについて

破れ、シミ、黄ばみがある襖(ふすま)は放っておくと段々ひどくなります。 また、陽当りの良い部屋の襖紙は 表面がもろく成っていますので下張りまで傷めてしまいますので今のうちに修理をしておく事が必要です。張替えて清々しい心で生活することが毎日をエンジョイ出来るもとではないかと思います。

襖(ふすま)の張替えをした時に建付の調整などもしておくと、ホコリ、すき間風防止 にもなり、家の為にも住む人にとっても快適な住空間をもたらすことになります。

 
襖(ふすま)の種類例
 

 開閉様式による名称
 

< 引き >
襖(ふすま)の種類
【 片引き 】
1本の溝に1本の襖(ふすま)が入るもので、「一本引き」ともいう。
【 引き分け 】
1本の溝に2枚立として入れたもので左右に引き分けるもの。
【 引き違い 】
2本以上の溝に入れ、引き違えることができるもの。

 

< 開き >
襖(ふすま)の種類
【 片開き 】
1本の襖(ふすま)の片側に丁番を取り付け、その反対側に取っ手を付けたもので、開閉して使用する襖(ふすま)。
【 両開き 】
2本の襖(ふすま)を手前に引いて使用する襖(ふすま)。観音開きと呼ばれるものもある。
【 観音開き 】
2枚、3枚、あるいは4枚ずつの襖(ふすま)が左右に吊られていて、折りたたんで開くもので仏壇に多く使われている。

 

 用途別名称
 

襖(ふすま)の種類
【 間仕切り(中仕切り) 】
部屋と部屋とを仕切るために使われる襖(ふすま)。襖(ふすま)の両側が部屋に面するため両面に上貼りが貼られる。このため、 「両面」「両面貼り」とも呼ばれる。
【 押入れ 】
片側だけが部屋に面するので、片面のみ上貼り(裏は裏貼り)が用いられる。このため「片面貼り」とも呼ばれる。
【 鴨居上 】
押入れの上の小襖のことで、現在では、「天袋」とも呼ばれる。縁は細縁、または縁なし(太鼓襖)が用いられることが多い。
【 天袋・地袋(てんぶくろ・じぶくろ) 】
床の間の脇床の上段・下段に取り付けられる小襖のことで、上段のものを天袋、下段のものを地袋と呼ぶ。縁は細縁が用いられることが多い。

 

 源氏襖
 

襖(ふすま)の種類

 

 
襖(ふすま)の張替え時期について
 

襖紙の破れ、黄ばみ、汚れ・シミが出てきた時が襖(ふすま)の張替え時です。

 
襖(ふすま)の張替え例
 
襖(ふすま)の張替え例
襖紙が破れている状態です。 花柄の糸入で仕上げました。
破れている穴は下張りをして張替えます。 また、襖(ふすま)の中の骨が折れている場合も修理できます。襖(ふすま)がきつかったり、はずれやすい場合は削ったり足したりして直すことができます。

襖(ふすま)の張替えに関する詳細は会員リストよりお問い合わせください。

 
障子(しょうじ)の張替えについて
 
障子(しょうじ)の張替えについて

長く張替えのしていない障子(しょうじ)は空気の流れを妨げ、お部屋の為に良くありません。 紙のもつ特性を失い、もろく、ほこり、花粉なども溜まる原因にもなります。 出来れば一年に一度、長くても二年に一度位は張替えをおすすめします。

 
障子(しょうじ)の種類例
 

障子(しょうじ)は古い歴史を持つ建具で、昔は「明り障子」と呼ばれていました。その名称どおりに、大きな機能の ひとつとして採光があげられます。障子(しょうじ)越しに入る光はデリケートで柔らかく室内に表情豊かな空間を 生み出します。また、間仕切りとしても、文字通り紙一重で内と外を仕切る役目を果たします。保湿、通気にもすぐれ、 四季の著しい変化にも適応性がある建具といえます。デザインのバリエーションも豊富で、和室のみならず、洋空間にも多く用いられます。

 紙の材質による分類
 

【 手漉き障子紙 】
障子紙の最高級品。楮などの天然靱皮繊維を原料として手間をかけてつくられる。風合い、丈夫さともにすぐれている。
【 機械漉き障子紙 】
マニラ麻・ビニロンなどの混抄障子紙、レーヨン障子紙、レーヨン入り障子紙、パルプ障子紙など機械で化学繊維や合成繊維を漉き込む。 量産でき最も需要が多い。
【 プラスチック障子紙 】
レーヨン障子紙にプラスチックフィルムで両面をはさみラミネートするか、裏面からラミネートしたもの。 風雨にも破れない強度があり、断熱効果も高い。

 

 組子による分類
 

【 横繁障子 】
横方向に多く組子が入っているもの。
【 堅繁障子 】
縦方向に多く組子が入っているもの。
【 荒間障子 】
組子の間隔を荒くとったもの。
障子(しょうじ)の種類

 

 外観による分類
 

【 水腰障子 】
腰板のついていない障子紙だけの障子(しょうじ)。
障子(しょうじ)の種類
【 腰付障子 】
下部に腰板を張った障子(しょうじ)。
障子(しょうじ)の種類
【 猫間障子 】
障子(しょうじ)の下にガラスを嵌め、小障子を上げ下げ、または左右に引き分けるようにしたもの。 関東では雪見障子という。
障子(しょうじ)の種類

 


 継ぎ目障子
 

昔の障子紙は手漉きの小判だったことから、5厘〜1分の重ねで継ぎ、その継ぎ目が桟の間にくるように配して貼られた。 一枚貼り障子紙や長尺巻き障子紙の出現で、現在は茶室の障子の決まりごととなっているくらいで一般には少なくなってきている。

 

 
障子(しょうじ)の張替え時期について
 

黄ばみ、破れ、はがれが出たら障子(しょうじ)の張替え時です。
ガラスと障子(しょうじ)が重なっている所はガラスの結露で障子(しょうじ)の下方がはがれやすいのでガラスを拭いておくと痛みにくくなります。

 
障子(しょうじ)の張替え例
 
障子(しょうじ)の張替え例
障子(しょうじ)の中のさんが折れている部分も修理します。 また、障子紙は一般的に模様入りは無地に比べて弱くなっています。 障子紙を張った後、霧を吹きつけシワをのばします。

障子(しょうじ)の張替えに関する詳細は会員リストよりお問い合わせください。

 
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会員紹介(支部一覧)
支部一覧
下記表は、各支部の主な営業地域です。各支部名をクリックしていただきますと、
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支部名 主な営業地域
水戸支部 水戸市、笠間市
日立支部 日立市
古河支部 古河市
下館支部 つくば市、結城市、筑西市、桜川市、下妻市
鹿行支部 鉾田市、行方市
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